2019/12/02 21:25


コーヒーの処理方法について。

コーヒーはサクランボの様な見た目で、コーヒーチェリーと呼ばれています。この実を剥がすと中に種子が存在します。種子を焙煎する事によって茶色や黒っぽいコーヒー豆となります。コーヒーには様々な処理方法があり、処理によって、同じ豆でも味わいが異なります。

そういう一面もコーヒーの魅力、面白さだと思っております。

今回紹介するのは、ウォッシュドプロセスと言う処理の方法です。収穫後、コーヒーチェリーをパルパー(果肉除去機)という機械にかけ、果肉を剥がします。剥がすと、ミューシレージと言う粘液質が現れます。その状態で半日~1日水に浸ける事によって自然発酵が起き、ミューシレージを分解、水で洗浄後、パーチメント(生豆に被った皮)の状態で乾燥します。(水分値が一定になる為、煎りムラが起きにくくなります。)

パーチメントを脱穀機にかけ剥がし、やっと生豆になります。

一定に品質を保つ事が出来る利点があり、ナチュラルに比べ、すっきりでクセが無く、クリーンなコーヒーに仕上がります。


現在、パプアニューギニア・ウォッシュドプロセスのコーヒーを販売しております。

パプアニューギニアはあまりお店に置いていないイメージがあったので取り扱ってみました。フレーバーは、アプリコット、チョコレート、ナッツの風味。

クリーンでとてもバランスが良いコーヒーなのでオススメです。